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みみなり 共作
based on our obsessed ears
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愛文鳥の別れを知るために for 8Violas with wooden clips
To know that the Japanese Rice Bird left her lover me to die
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2020年6月5日のちょうどお昼過ぎ、わたしの手の中で一羽の白文鳥が亡くなりました。
雛のときから家に迎えて、10年間おばあちゃんになるまで生き続けたので、いわゆる“大往生”でした。彼女にとってわたしとの関係性は他の同居している家族とも区別された特別なものでした。
愛する存在を手の中で看取れることは幸せなことだと、わたしも思っていたけれど、死の存在も知らず、そして執着の強い彼女にとって、その瞬間は酷なものに映りました。
一度数回咳き込み、しばらく呼吸を整えたのち、もう一度咳き込み始め、こちらを大きく振り返り見ながら、何が起こっているのかわからない/なんで助けてくれないの?という驚きの表情とともに何回目かの咳で魂が抜け落ちたかのように息絶えました。
彼女は自分の死と別れを受け入れられたのだろうか。先住の文鳥が亡くなったとき、鏡の前で何日も塞ぎ込んでしまったくらいの存在です。きっと難しいだろう。と思いやったときに、もうどこにも救いがありませんでした。
わたしは、彼女が生きて、そして亡くなるまで、両手の上を中心に感じてきたものを、なるべく私的な感情を挟まずに感覚的に音楽作品としてまとめあげることにしました。
この作品には、作品を 作ること/上演すること/聴くこと で、彼女とわたしがこの出来事を受け入れることができたなら、というセラピーを目的とした側面があります。
上演時は、8人のヴィオラ奏者を観客を取り囲むよう空間配置し、スポットライトが当たらない7人の奏者は途中からヴィオラに木のクリップを8個プリパレーションします。
お互いに音を聴きあって自分たちのペースで進行していく音楽ですが、特に広い空間で行うときには、奏者の他に進行役を立てて進行をサポートするようにします。
動画



