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Works

音楽さがし 玉川上水編 ピアノ、18種類の小物楽器のための
山田奈直との共作作品

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「共作プロジェクト緒」企画内での共作作品です。会場の外壁を囲うように18種類の小物楽器が配置され、中央のピアノは背の高い遮蔽物で囲われています。

 

“音楽さがし

何度か共作をくりかえしてくると、互いのこだわりや癖がみえてくるものである。互いのことを知ったようなつもりになってしまったり、相手の反応を予測できてしまうと、生まれてくる音楽への意外性も薄れてしまう。

そこで、《音楽探し 玉川上水編》では、「玉川上水」「写真」といった我々の外側に拠り所を設け、共創相手の今までは気づかなかった感性に光をあてる。

今回の作曲手法は、デザイナーの阿部雅世が考案した、「デザイン体操」というワークの、自然の散策の中で風景の中からAからZのアルファベットを無理やりにでも探す「searching」、それを写真に収める「discovering」が参照されている。

まず、玉川上水で10分間、カメラを構えおよそ5mから10mほどの道の範囲で景色から音楽記号を探す。この記号が指す範囲は広く、音名「ミ」なども含まれる。撮り終えたあと、データを印刷し、そこに何の音楽記号をとらえたか発表しあう。その後、もともと持ち寄っていた多数の小物楽器、写真と記号、楽器の配置の組み合わせを2人で交互に決め、自分が決めた楽器について1楽器につき1つモチーフを作曲した。この譜面は五線譜ではなく、指示書に近い形態をとっている。

その後、ピアノとの組み合わせなどを2人で話し合い、調整を重ねて一曲に仕立てあげた。

 

玉川上水に落ちていた音楽記号は、まだ奏でられたことがないような表情をしていました。(小栗)

蚊がたくさんいて、大変でした。(山田) ” 『山田奈直&小栗舞花 2人の作曲家による共作プロジェクト緒 vol.1 Work in Progress』2023/10/11 初演時プログラムノートより



動画

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