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Works

EPISODE -インスタレーション, 文字作品-
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“作曲家は、音楽をなんらかの形で記録することで「作曲」を行っていますが、特にそれが記号や文字や図といった視覚的な情報だった場合、適切な上演方法は必ずしも演奏することに限らないのではないでしょうか。そう書くと、スコアは演奏されるからこそ音楽になるのだ、という声があがるかもしれません。しかしそもそも舞台で音楽を聴くとき、我々はただ音の振動を受け取っているだけなのでしょうか。

もしかすると、演奏とは異なる上演方法を選択したときに、音楽のまた違った側面を受け取ることができるかもしれない…そしてそこには聴けない魅力があるかもしれない…。

そのような期待から、「出来事の記述による音楽を黙読する作品」の第一号を制作しました。このコンセプトは未だ思案の渦中にあり、今後も検討を繰り返しながら展開していく予定です。” 2022/2/2 初演時のプログラム・ノートより

 

“この作品は、プロジェクターにテキストを投影し、それをみなさんで黙読するという形式をとります。テキストには、インフォーマルな場での個人的なデュオのセッションが、3回分、片方の奏者の主観目線で書かれています。具体的な内容は、プログラムに挟まれている資料をご参照ください。資料にある通り、大人のTと子供で音楽経験のないEによる音楽室のセッションが3回展開されます。3回のセッションは地続きに行われたものですが、それぞれ若干趣が異なっています。

このような形の音楽は、私自身の、{創作した音楽を、演奏ではなく文章で上演したら、演奏するときとは異なる音楽の側面が引き出せるかもしれない}、あるいは、{音を聴くことではない音楽の魅力が存在するかもしれない}という夢想をきっかけにうまれました。

この作品がどのように受け取られるか、私自身も興味があります。よろしければフィードバックをいただけると嬉しいです。” 2022/2/2 初演時の上演前の作者によるアナウンスより

 
初演時は、「上演」という形式をとりましたが、近年では冊子にして販売しています。



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